Works
taste of SIX senses
銀座シックス 6つのインスピレーションをあじわう体験
8 December 2024
Venue : LOUNGE SIX _GINZA SIX
Client : GINZA SIX
Creative Direction : Ayako Suwa
Music : Keisuke Torigoe
Project Management : Shinya Furui
Photo : GINZA SIX
Client : GINZA SIX
Creative Direction : Ayako Suwa
Music : Keisuke Torigoe
Project Management : Shinya Furui
Photo : GINZA SIX
風・木・光・土・水・火、大地を表現したあじわいで
6つの感覚とインスピレーションの世界へと誘う食体験。
銀座シックスの会員制ラウンジ「LOUNGE SIX」で開催した6品から構成された食体験。
現代美術作家・杉本博司が建築家・榊田倫之とともに主宰する「新素材研究所」によって設計された静謐な空間に
45組90名のゲストを迎え「Taste of SIX Senses」と題した6つの感覚とインスピレーションをあじわう体験を創造しました。
現代音楽・ジャズ・コントラバス奏者である鳥越啓介による生演奏を背景に
「風、木、光、土、水、火」をテーマにした6品のテイストを発表。
おりんの音とともに、諏訪によるストーリーテリングが始まり、“あじわう作品”がサーブ。
自然からのインスピレーションをあじわうような、約1時間の食体験は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、
そして心の深奥に響く「第六感」に至るまで、あじわいを通して参加者の感覚を研ぎ澄ませていきます。
パフォーマンスと同時期の2週間「LOUNGE SIX」では、この体験で創作・提供された一部のフードが
クリスマス限定スペシャルメニューとして、ラウンジのゲストに提供されました。
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銀座六丁目で、６つのインスピレーションをあじわう。
銀座SIX で、第六感をあじわう。
それは、わたしたちの内側に潜む美しいなにかを呼び覚ます体験。
感覚を研ぎ澄ませ、2024 年を締めくくる今をあじわう瞬間をご一緒に。
諏訪綾子
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taste of SIX senses
【風】
ゆっくりと 風の吹くままに流されて旅にでる 行き先は誰にもわからない
目的のない自由 計画のない自由 約束のない自由 風になって自由
わからないということの美しさと 知らないということの尊さをたよりに 未知をあじわう
風の吹くままに風になって 風を吹かせてに風にのって
わたしたちはどこへ行くのでしょうか
【木】
遠くでこだまする囁き 近くでくちずさむ遠吠え
高く枝をひろげ 深く根をおろす
森の奥には野生が繁り からだの奥から野性が浮かびあがる
おそれるたび おののくたび 進化の予感 怖くて 恐ろしいのは 期待の余韻
そんな森の中を こんなからだの中を 野生の野性が生い茂る
【土】
我をわすれて掘りすすめる 我をわすれて生き続ける
あらゆるものが平等に あらゆるいきものたちが公平にたどり着く
有機物の特権で その気になれば還ることができる その気があればあたらしくもなれる
その気がなくても辿りつける その気のせいで地層にもなれる
いつか美しい層となって発掘されるまで わたしたちは我をわすれて あじわい続ける
【光】
月から2 秒 太陽から8 分
夜も昼も その光がどこからくるのかは
100 億光年の光を前にした今 どうでもよくなってしまった
死んだり生まれたりを繰り返すうちに そんなことはとるに足らない ありふれた日常となって
昼も夜も 目に見えるものばかりに気をとられてしまう
だけど今日はめずらしく 眩しくてまぶしくて なにも見えない
【水】
ひたひたと みずみずしく たゆたう なみなみと よどみなく ながれる
雨に雪に雲に 山々に海原に街角に
根っこに葉っぱに花びらに からだに内臓に涙に
てきてきとしたたり こんこんとわきでて ぐんぐんとしみこむ
どこまでも巡りめぐって 終わりもはじまりもなく 境界なくとけあって
この星はますます青くなる
【火】
燃える燃ゆる 火口から流れだす燃ゆる溶岩
美しいオーロラになって燃える太陽フレア AI にたよらずに燃ゆる火の玉
山は火を噴き 宇宙からは火の嵐 それでもいきものたちのいのちは燃え続ける
わたしたちの魂も 燃える燃ゆる めらめらと ゆらゆらと 燃える燃ゆる
闇に火がさし朝がくる 燃ゆる太陽に
わたしたちの心は静かに健やかに 燃えて燃ゆる
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現代美術作家・杉本博司が建築家・榊田倫之とともに主宰する「新素材研究所」によって設計された静謐な空間に
45組90名のゲストを迎え「Taste of SIX Senses」と題した6つの感覚とインスピレーションをあじわう体験を創造しました。
現代音楽・ジャズ・コントラバス奏者である鳥越啓介による生演奏を背景に
「風、木、光、土、水、火」をテーマにした6品のテイストを発表。
おりんの音とともに、諏訪によるストーリーテリングが始まり、“あじわう作品”がサーブ。
自然からのインスピレーションをあじわうような、約1時間の食体験は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、
そして心の深奥に響く「第六感」に至るまで、あじわいを通して参加者の感覚を研ぎ澄ませていきます。
パフォーマンスと同時期の2週間「LOUNGE SIX」では、この体験で創作・提供された一部のフードが
クリスマス限定スペシャルメニューとして、ラウンジのゲストに提供されました。
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銀座六丁目で、６つのインスピレーションをあじわう。
銀座SIX で、第六感をあじわう。
それは、わたしたちの内側に潜む美しいなにかを呼び覚ます体験。
感覚を研ぎ澄ませ、2024 年を締めくくる今をあじわう瞬間をご一緒に。
諏訪綾子
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taste of SIX senses
【風】
ゆっくりと 風の吹くままに流されて旅にでる 行き先は誰にもわからない
目的のない自由 計画のない自由 約束のない自由 風になって自由
わからないということの美しさと 知らないということの尊さをたよりに 未知をあじわう
風の吹くままに風になって 風を吹かせてに風にのって
わたしたちはどこへ行くのでしょうか
【木】
遠くでこだまする囁き 近くでくちずさむ遠吠え
高く枝をひろげ 深く根をおろす
森の奥には野生が繁り からだの奥から野性が浮かびあがる
おそれるたび おののくたび 進化の予感 怖くて 恐ろしいのは 期待の余韻
そんな森の中を こんなからだの中を 野生の野性が生い茂る
【土】
我をわすれて掘りすすめる 我をわすれて生き続ける
あらゆるものが平等に あらゆるいきものたちが公平にたどり着く
有機物の特権で その気になれば還ることができる その気があればあたらしくもなれる
その気がなくても辿りつける その気のせいで地層にもなれる
いつか美しい層となって発掘されるまで わたしたちは我をわすれて あじわい続ける
【光】
月から2 秒 太陽から8 分
夜も昼も その光がどこからくるのかは
100 億光年の光を前にした今 どうでもよくなってしまった
死んだり生まれたりを繰り返すうちに そんなことはとるに足らない ありふれた日常となって
昼も夜も 目に見えるものばかりに気をとられてしまう
だけど今日はめずらしく 眩しくてまぶしくて なにも見えない
【水】
ひたひたと みずみずしく たゆたう なみなみと よどみなく ながれる
雨に雪に雲に 山々に海原に街角に
根っこに葉っぱに花びらに からだに内臓に涙に
てきてきとしたたり こんこんとわきでて ぐんぐんとしみこむ
どこまでも巡りめぐって 終わりもはじまりもなく 境界なくとけあって
この星はますます青くなる
【火】
燃える燃ゆる 火口から流れだす燃ゆる溶岩
美しいオーロラになって燃える太陽フレア AI にたよらずに燃ゆる火の玉
山は火を噴き 宇宙からは火の嵐 それでもいきものたちのいのちは燃え続ける
わたしたちの魂も 燃える燃ゆる めらめらと ゆらゆらと 燃える燃ゆる
闇に火がさし朝がくる 燃ゆる太陽に
わたしたちの心は静かに健やかに 燃えて燃ゆる
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